鉄筋ガス圧接

鉄筋ガス圧接・・・

鉄筋と鉄筋を特殊な工具で固定し、バーナー(火口)で熱し、鉄筋の温度を約1300度にします。

そこに圧力を加える事により、原子同士が結合し、圧接が完了となります。

ガス圧接の必要性 ・・・

土木や建築構造物、高層集合住宅の多くは鉄筋コンクリートで作られています。

現場で使われる鉄筋は、最長12mのため、それ以上の現場では必ず鉄筋継手が必要になってきます。

そこで使われる継手工法の1つが、ガス圧接です。

鉄筋ガス圧接の作業手順

1.鉄筋の切断

鉄筋端部のサビや汚れを除去するために、直角切断機を使用して切断加工します。

2.圧接器の取り付け

鉄筋の端面同士を突き合わせる専用の器械を取り付けます。

3.鉄筋ガス圧接作業

圧力を加えながら熱し、鉄筋を接合します。

4.鉄筋ガス圧接完了

丸みを帯びたコブが出来たら完成です。

コブの大きさには規定があり、圧接完了後には外観目視(見た目)検査や超音波探傷(内部の欠陥)検査がありますので、安心して任せられます。

梁筋の圧接手順

柱筋の圧接手順
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